落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2012年2月9日木曜日

寒いときにはよく手を擦って温めた


高速道路が渋滞していた。3車線ともノロノロだ。一番左でノンビリしていると、後ろからなにやら拡声器の音が近づいてくる。それはしだいにハッキリと言葉が聞き取れるようになった。

「車両は路肩を走ります」と言っている。

サイドミラーにはヘッドライトを煌々と光らせて路肩から車が近づいてくる。「パトカーだな」と思うと、通り過ぎていったのはいわゆる宣伝カーだった。

なるほど「車両」には違いない。


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