落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2011年9月26日月曜日

けれん

「けれん」という言葉を知りました。
「けれんのない」とか、なんとなく聞いたことはありました。
でも、落語の世界で、「けれんはやめな」と使うというのは知りませんでした。

本来の話ではない、新たに加える「ギャグ」や、
やり過ぎる歌、踊り、所作、過大な動き、小道具等のことです。

この「けれん」を取り払ったら、
いわゆる「うける」落語はどうなるのでしょう。
後には、
話の変化と気持ちの変化が残ります。

ここだけで笑いを作るのが本来の落語なのかもしれません。

ラジオの時代には、この本来の落語がたいへんに磨かれたとききました。
今はテレビ、ネット、ハイビジョン、3Dの時代です。
溢れる情報の中で、
「けれん」が最大限の効果を生む環境にあります。

そして、それがために、心に深く感銘を与える話が出来る落語家が少なくなったのは事実だと思います。

2011年9月20日火曜日

敬老の日

今年もどれみ亭恭ん恭んさんの計らいで
横浜青葉区奈良町ケアプラザで
N文亭八そうさんと二人で落語をしてきました。

演目
・志ん諒 味噌豆
・八そう 七度狐
・志ん諒 抜け雀

じっくりやらせてもらいました。
長い話ですが、眠気を起こさないで
落ちまで持っていけたことと、
お客さんの反応に
手ごたえを感じました。
お客さんは30人くらいでした。
次回もと嬉しいお誘いを頂きました。

千一亭落語研究会

いままで、千一亭稽古会としていました第三木曜日の会を

改めまして、第二土曜日の午後1時から午後5時位までとし、

名称も「千一亭落語研究会」となりました。

初代会長は鴨志田亭金とんさん、

初代副会長はN文亭八そうさんです。

9/15の今回は20歳の駒々亭宮の輔さんが加わり、

さらに賑やかになりました。


2011年9月5日月曜日

第三回志ん諒の会

今回の演目は
・胴切り 麹家馬ん次
・明烏 千一亭志ん諒
・ひょっとこ蕎麦、踊り「奴さん」 舞上り亭奴だこ
・井戸の茶碗 千一亭志ん諒
3時開演、5時5分終演でした。

次回第四回志ん諒の会は
10月23日(日)3時開演
私立演芸場 千一亭
演目
・口入屋 千一亭志ん諒
・幾代餅 千一亭志ん諒
更にお楽しみゲスト

今回、明烏に幾つかの工夫をしてみました。
マクラもちょっとひねってみました。
追い出しにも細工しました。
あ、ぼんぼりにも細工しました。






2011年8月4日木曜日

丁寧な落語をめざして

今回、とん馬師匠からいただいた課題です。
第65回寄席1倶楽部での
とん馬師匠の雑俳を拝聴しまして、
人物が実に良く相手の話を聞いていることに
改めて驚きました。

「話すこと」の前に「聞くこと」があるという、
当たり前のことを意識していませんでした。
話を滑らかにしようとするがために、
聞く時間の表現が疎かでした。

聞いて、気持ちが湧き上がってきて、話す。

なんとも当たり前のことが、いままで意識していなかったのです。
話の中の相手方も、お客さんと一緒になって、
しっかり聞いてやる、そのことが、お客さんの中の
気持ちが湧き上がってくる力になるようです。

丁寧な落語の第一歩は「丁寧に聞く」の表現練習から始めたいと思います。

「今戸の狐」の通し稽古も10回を越えてきました。
ヤクザの威圧と愛嬌が気持ちの揺れからどう出てくるのか。
やる度に、どんなヤクザなのかと思いが漂います。
ほんとは、「きっといいやつ」なんだろうなと。

下宿屋 加川良

2011年7月2日土曜日

独演会の応援ありがとうございました

無事に第二回を終えることが出来ました。
次回は9月4日(日)です。
よろしくお願いいたします。

明日は菅平高原でラグビーの
全国不惑大会に出て来ます。
泊まりがけで3試合という、
無謀な二日間を過ごしてきます。
一昨年は左の肋骨、
去年は右の鎖骨を骨折しました。
いつも着いて直ぐの試合で、
アップ不足が原因だと思います。

今回はより慎重にアップを兼ねて
前半を走るつもりで、
無理な飛び込みはしないよう、
気持ちを抑えるつもりです。
と、ココに書き込んで、
自分に言い聞かせています。

落語は「もう半分」の稽古に入りました。

2011年6月22日水曜日

パイプイスのラックを自作しました

本名の「大江」は「さんずいを取って水いらず」になりますと「大工」になります。

底には滑り止めと防音とで
不燃のカーペットを貼りました。
材は建築で使った外装の余りなので、
樹脂加工された不燃木です。
ラッカー仕上げのように見えますが、
特に仕上げていません。
木口は落としっぱなしです。
実にしょうもない出来ですが、
出来上がるというのは楽しいモノですね。

今回の独演会はお客様がいらっしゃったら、
そのつどイスを出すという
段取りにしようと思いました。
和気あいあいとした雰囲気になればと思います。

2011年6月21日火曜日

もうすぐ第2回独演会です

先日6月4日に「サロンドレミ・どれみ亭」のこけら落としに参加させていただきました。
今月はずいぶんと稽古しました。
牛ほめ、看板のピン、船徳、タヌキのサイコロ、
道灌、雑俳、幾代餅、酢豆腐
そして、今は、26日の独演会に向けて
鰻の幇間、船徳
いろいろとありますが、なんといっても
「ああ、よくなってる」と毎回実感できるのが嬉しく、
憶えたての話が、繰り返していくウチに
形になっていく楽しさに夢中です。
独演会は季節にちなんだ演目としました。
みなさんに楽しんでもらえたらと、
あと少しですが、磨き込んでいます。
いい会になりますように。