落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2010年10月2日土曜日

月に囚われた男

月に囚われた男を見た 

一人で月にいる男の話だ

自分とは何かを問われた

心は記憶の上にはないと言っていた

安部公房の「第四間氷期」を思いだした

心とはどこにあるのだろう

今、ボクは自分の心に触れているのだろうか

話は変わるが

志ん朝さんは「おいなりさん」が好物だったらしい

アルファロメオのスパイダーというオープンカーやベンツに乗っていたらしい

ドラムが趣味だったらしい

稽古が好きだったらしい

とても恐がりだったらしい

朝からお酒を飲んでいたらしい

朝風呂も好きだったらしい

旅行が好きだったらしい

昼寝が好きだったらしい

おかしな楽屋話をするのが好きだったらしい

とても優しかったらしい

 

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