落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2012年1月7日土曜日

お茶は音を立てて飲んでいいのかな、そのほうが美味しいけど


[ 雪国の美しい景色のコーナー ]

勝手に始めました新コーナー。ここでは、まったく有名でなく、およそ紹介されることのない、雪国北海道の美しい景色を紹介します。

今回は「夕張の夕焼け」。ボクが小学校4年生のときは夕張本町という町の小学校で、家までは子供の足で20分程、かなり急な長い坂道を登って帰る。

その坂道の中ほどの道端にダンボールがゴロッと転がっていた。それは大きなタバコのダンボール。小学生の自分と同じくらいの大きさ。まだ道はアスファルトではなかったのか、辺りは雪で真っ白だった。引きずったのか、押していったのか、そのダンボールを坂の上の交番に届けた。

その坂の上で、遠くのボタ山の向こうまで広がる夕焼けを見た。空も雲も山も燃え上がるような夕焼け。子供ながらに、体全部が真っ赤に染まっるような感覚に、じっとしてしまった。


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