落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2016年7月25日月曜日

千一亭落語研究会の仲間から志ん諒持ちネタ100個達成を記念してお言葉をいただきました。とても嬉しく有り難く、全文を掲載させてほしいとお願いしたところ、快諾していただけました。あらためてありがとうございます。ますます皆で一緒に楽しい時間を追求していきましょう。

志ん諒さん
ついに100席達成おめでとうこざいます
心よりお喜び申し上げます
いつもムダに明るい志ん諒さんではありますが
100席までの道のりは決して平たんなものではなかったと思います

元々、落語のほかにもドラム、ラグビーと多趣味な上に
特に昨年は
クッキー作り
パン作り
アクセサリー作りに次々とはまり
稽古不足が否めませんでした

そんなこんなで
毎月第一土曜日の稽古の会では
原稿を片手にたどたどしく演じているのにもかかわらず
2週間後の志ん諒の会当日にはビシッと仕上げる志ん諒さんの人並みはずれた集中力には嫉妬さえ覚えました

そして年末「餅つきがしたい」と急に言い出して、臼と杵をヤフオクで買った時には
やや薄汚れた、いいえ時代のついた臼と杵を前に金頓会長以下会員みんなで途方にくれました

稽古そっちのけで必死の形相で臼のお掃除をする志ん諒さんの姿にナンとかしなければと思いました

金頓会長の指揮の下、一致団結した会員の力により餅つき大会は大成功
その日、千一亭は志ん諒の会史上最も多いお客様46名を迎えることとなり
志ん諒さんの芝浜も絶好調でした
がしかし がしかし
これに味をしめて「年明けにも餅つきをやろうか」と言われた時には会員一同気絶しそうになりました

千一亭の会員は年々高齢化しておりますので
会員の体力を考えるともちつきは年に1度が限界と思います
月に1度のお勤め(志ん諒の会のお手伝い)も大変ではありますが
本番前の不機嫌
高座では真剣
打ち上げでの豹変
と、ナンだか憎めない志ん諒さんの為に「例え無給でも」「例え無給でも」がんばって通いますので
次は志ん諒の会100回を目指して頑張りましょう

これをもってお祝いの言葉とさせて頂きます

会員代表 千一亭遊三ん

第59回志ん諒の会チラシ