落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2022年12月27日火曜日

第134回志ん諒の会

一昨日日曜日の落語会は会場にテーブルをご用意いたしました。ワイワイと落語を肴に呑んでいただけるようにと。江戸時代末期、寄席が四百を数えた頃はローソクの灯りで鍋を突き、笑いながら酒と落語を一緒に飲み干していたそうです。そんな落語会をこんなご時世の今こそと思いました。「高座から降りたらいただきますのでワイン一杯分は私に残してくれ」と酒作り奉行に言っておきました。最初から酒が出ても木戸銭1000円とお客さんへの一年の感謝の落語会でした。みんなで楽しく笑いました。来年1月からもこの形で開催していきたいと思います。「尻餅」「芝浜」の順で聴いていただけますと、話の繋がりがご理解いただけるかと思います。よろしくお願いいたします。

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