落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2009年7月21日火曜日

立花左近

「忠臣蔵」なんですが。
このテーマの作品は、
いままでほぼ、
映画70本、テレビ30本
あるらしいですね。
もちろん、
いくつかしか見ていませんけどね。
そのなかで、この場面といえば、
それは、
昭和36年公開の
東映「赤穂浪士」の名場面。
片岡千恵蔵の大石内蔵助が
大河内傳次郎の
九條家用人立花左近と対面する。
「そのほう、何故に九條家用人立花左近と偽るか。」
「なにを申す、拙者は九條家用人立花左近、そのほうこそ何故に立花左近と偽る。」
「真の立花左近であらば目録を持参いたしておろう、拝見いたしたい。」
襖の奥には刀のつばに手を掛けた義士の面々が固唾をのむ。
「篤とご覧あれ。」
これが白紙。ふと、目を遣ると、目録の箱の蓋には赤穂の紋。
(ここです、ここ。)
一瞬で全てを悟った立花左近、
「失礼つかまつった、いかにも、拙者こそ偽りの立花左近」
襖の奥では一同涙。
翌朝「このようなもの、もはや拙者には無用のもの」と通行手形を置いて行く。

これ、落語にならないかしらねぇ。

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