落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2010年10月25日月曜日

火焔太鼓2

古今亭志ん朝さん、火焔太鼓

ウィキペディアによると、
火焔太鼓』(かえんだいこ)は古典落語の演目の一つ。作中に出てくる「火焔太鼓」は雅楽に使う太鼓の一種で、雅楽用は3メートルを越える大太鼓だが、神社・仏閣用は小型で持ち運びにも適している。
とあります。

写真は志ん朝さん、
国立劇場の落語研究会での
火焔太鼓の熱演風景。
定吉が火焔太鼓を叩いているところです。

ということで
話に出てくる火焔太鼓は
前日の写真くらいの
小型の太鼓だろうと思うわけです。

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「一つ気になることが
あるんでございますよ
どうして
あんな汚い太鼓が
三百両なんかで売れたんでございましょう」

「うん
そのホウも知らんか
いや
拙者もよくは解らんが
おカミは
ああいうものには
誠にお目が高い
ナンでもあれは
火焔太鼓とか申して
世に二つというような
名器だそうだ」

以上は志ん朝さんの
火焔太鼓からのものです。


火焔太鼓は雅楽で使う
左右一対のものだから
「世に二つと無い」とは
言わないと
言っている人も
いるようです。


志ん朝さんの口太鼓は
とても口に聞こえない、
本物の太鼓に聞こえます。

ボクは
ドラムスで、
新しいリズムに挑むときは
まず口ドラで歌うんですが、
あんなにいいバスドラの音は
出せません。

あ、
そうだった、
志ん朝さん、
ドラマーだった。
ん、
そうか、
よしっ、
ドラム再開だ。

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