落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2012年1月17日火曜日

扉、押ても引いても開かないなと思ったら、引き戸だった


「兄弟は兄弟だ」
映画「The Straight Story ストレイト・ストーリー」を観た。

ここのところ、アメリカといえばいい話は一つも無いといったありさまだけど、カルト映画に気合いを入れるデヴィッド・リンチ監督だけに、「アメリカにゃ、こんないいところがあるんだぜ」という気合いが伝わってくる。

いい人しか出てこない、いいことしか起こらない、だれもがみんな幸せになれる、カルト映画に対するもう一方の傑作を目指した作品だろう。

たいてい、映画を見終わると、「ちょっとまてよ」と、なにかしら指摘したくなるのだが。この映画は、そんな気持ちまで星空の彼方に吹っ飛ばしてしまう。

久しぶりに北海道の弟に会いたくなった。でも、トラクターでは行けないなぁ。


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