落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2012年2月25日土曜日

塩昆布のスープに梅干し


「北海道の美しい景色を紹介するコーナー」の5回目。

今日は帯広空港からの道。

北海道、千歳に飛行機で行こうとすると、冬には時として天候悪化で千歳に降りられずに、旭川空港や帯広空港に降りてしまうことがある。

「あーぁ」と「さぁ、これからさらに大変だ」という気持ちで、車窓から見た景色だからそんなふうに見えたのかもしれないが、なんとも荒涼としてひたすら静かな景色だった。それは、帯広空港からの道、どこまでも見える限り、山谷の起伏に沿って真っ直ぐ。

北海道には真っ直ぐな道はよくあるけれど、この道は大きく波打つ起伏の上の真っ直ぐな道で。

なんとなく、「いろいろあるけどとにかく行くぞ」といった感じの道だ。

車の後ろにキラキラと舞い上がる雪煙の中にすっと伸びていく一本の真っ直ぐな道。
自分が走っているというより、道がどんどん伸びて行っているように感じる不思議な景色だ。


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