今もしかしたら話題の映画パシフィックリム。見たひとが「あの怪獣は日本の放射能汚染じゃないの」と言っていました。そう考えるとなるほどと思えます。今この時も海はどんどん汚くなっているわけで。その原因はまさに手に負えない巨大な怪獣。パシフィックリム、太平洋の縁って日本のことですか。怪獣の体内から発する青白い光はチェレンコフの光というわけですか。しかし、これが現実ですからね。うーん。にっちもさっちもいきません。こんな時は無理に笑ってみますか。
そんなにっちもさっちもいかないと言えば、落語「船徳」で船頭になんとかして貰った若旦那の徳さんのことを考えてしまいます。おそらくは舟を浅瀬に乗りあげて疲れ果ててもう艪を握ることもできない徳さん。舟を下りたお客さんに「大丈夫かぁーい」と声をかけられます。「お願いがあるんですがなぁ」「なんだい」、とここですぐに「船頭しとり雇って下さいな」と言わないで、へへへと歪んだ顔で笑って見せてから言うほうがより心情が表現できるかもしれません。
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