落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2013年8月18日日曜日

本日は「お若伊之助」でご機嫌を伺います

暑い。こんな時こそかき氷が美味い。そうめん、冷や麦も氷で冷やすとこれがさらに美味い。製氷機があってジャンジャン氷が使えたらいいな、と思って製氷機を設置した。設置したのは水道から直結で使う厨房機器では名の通っているホシザキの製品。

どうだ、これでジャンジャン氷と思ったら、「あ、浄水器」。そう、あたりまえだったのだが水道水がそのまま氷になってしまっていた。うーん、これではせっかく台所の飲み水が「トリハロメタンも怖くない」っていう浄水器なのに、ガーン。

でも、こんなことではくじけない、蛇口とジャンジャン製氷機の間に入れる浄水器はないのかと。あったあった、ありました。業務用浄水器では名の通ったメイスイの水道直結型浄水器。細い管からチョーっと出てくるんじゃなく、水道管と蛇口の間に入っちゃう浄水器だ。

よし、完璧とおもったて使用説明書を読んだら、「始業時に一分間残留水を排出して下さい」と、なんと最初のかなりの氷はその残留水の氷になってしまうのではないですか、ガガーン。


 こんな調子で、いいだろうと思ってってはだめで、じゃぁこれならいいだろうと思ってまただめで、じゃぁ、と、こんなことを続けちゃう。落語「お若伊之助」もそんな話で。

娘を一中節の稽古に一人で通わせるより、先生に来てもらった方がいい、と思ったら、その男の先生とできちゃって、ガーン。

これはまずい、じゃぁ手切れ金を払って別れさせたんでいいと思ったら、お若は忘れてくれない、ガガーン。

じゃぁ根岸の兄さんの所にあずけてこれでいいと思ったら、なんとこれが大変なことに。というお話で。

そうゆう事って自分だけじゃないんだぞと納得して、ちょっとホッとしたりして。今日は独演会ではこの噺をネタ下ろしします。今日はガガーンがないといいなぁ。


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