落語はお座敷芸
他のお座敷に迷惑をかけない
つねに和やかに
朗らかに
怒鳴る場面では
腹に力を入れ
喉の奥から
腹の中に怒鳴るような
小さいが力の入った声を出す
決して大声で怒鳴らない
客が怖いと思った瞬間
話から離れてしまう
登場人物の怒りを
面白さに変えるには
滑稽なくらいな真剣さ
の中に
切ないやるせなさを
内包する表現
怒っている自分に
笑ってしまう感覚を
思い出させるような
手も足も出ない
状態での内に向かう怒り
常に青白い炎の怒り
決して爆発する真っ赤な炎の怒りではない
怒る者を傍から笑えるくらいの
かわいい怒り
子供の怒りに近い表現
そんな落語を追究したい
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