落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2021年2月3日水曜日

【 落語の雑則 23】 高座は担任の教壇

生徒は粗相をするもの

客も粗相をするもの


そんな時

担任の先生は

どうするだろう

知らんぷりして

喋り続けるだろうか


会場は教室

高座は教壇

お客は生徒

落語家は先生


何をどうするかは

全て先生に

委ねられている


落語家は

たとえ15分でも

指導目標に向かう


指導目標は

もちろん

「お客が爆笑できること」


その授業は

お客が思い返してまで

笑ってしまうくらいの

理想の芸


「私が高座にいる間は

何があっても任せてくれ」

との思いを胸に


理想の授業を目指す


生徒一人一人と

しっかり繋がり

教室が一つになる

理想の授業


そんな落語を追求したい



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