今日は稽古でした。
「替り目」を最後まで演りました。
「替り目」の後半に
「うどん屋」が出てきます。
天秤棒を肩に担ぐ仕草を教わりました。
「じゃ、次に『首屋』やってごらん」
師匠が見ています。
元気よく始めました。
「ぁーあ、 えれぇことんなったなぁ
とうとうこうやって てめぇの首うってぇ
あるくはめんなっちゃったよ」
すると師匠が、
「うどん屋になってるよ」
ハッと右肩を見ると、
首元に持って行かなきゃならない手が
右肩の上で天秤棒を持つ形に
なっていました。
「首屋」の中の三太夫さんの言葉は
「身が尻に付いて参れ」でした。
「みがし」ではなかったんです。
「身が尻」は本来「身の尻」、
「の」が「が」に転じることが
古い言い方にはあると学びました。
「よ」と「な」を語尾に付けたり、
それを強調するのは、
幼稚な形だと教わりました。
なるほど、
大人の心を唄う「演歌」は
ほぼ全て「ヨナ抜き音階」です。
今日の創作都々逸#8
♪夏にまとわる 黒髪切れば
別れたのかと まとわれる
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