「人にはいろんな気持ちがあるんだ、
そいつの気持ちになる、
すると後は自然と出てくるんだよ。」
師匠の言葉です。
その後で、すぐ、
「首屋」が天秤棒かついで
「うどん屋」になっちゃったんですから、
言葉がありません。
この「そいつの気持ちになる」、
私は、これは「そいつになって考える」こと
だと思ったんです。
えっ、当たり前のことでしたか。
はじめは、気持ちになるっていうと、
殿様は殿様、
うどん屋はうどん屋の
雰囲気になるって、
思ってたんです。
ところが、これが、
うどん屋になって、考えて、
「じゃああの、
うどんお好きじゃないんでしたら、
どうでしょう、
雑煮があるんですが」と、 言う言葉も
実際そう考えながら 言うようになると、
これが実になめらかになりました。
今日の創作都々逸#9
♪書いて消しては 書いてはやぶり
きみへの思いを かみだのみ
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