英語は
主語動詞目的語とならびます。
動詞が変化をしめすものとしますと
左から右への変化の流れに合っています。
日本語は
主語目的語動詞とならびます。
変化の流れに合っていませんね。
さらには動詞を必要としない場合もあります。
日本語は名詞の種類は多いのですが
動詞の種類には英語にはかないません。
ひとつには
「叩く」という英語は実にたくさんの種類があります。
ですから、どうやら、日本語では
動詞を扱う上で、その詳細やニュアンスを伝えるには
それだけで十分とは言えず、
またその役割も軽く扱われているような気がします。
ですから
なにか動作や変化を伝えるのには
動詞という言葉以外の情報が必要なのでしょう。
所作が落語に不可欠なのは
そういった日本語の持つ特質にも
理由があるように思います。
では
また
動物園のライオンの歩き方の練習です。
これなんか
日本語が動作を表現するのに
いかに不自由なものかが
よく解る例かもしれません。
「進行方向の反対の肩を落とす」
って言われてもねえ。
じゃ、もう一回。
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