落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2010年5月26日水曜日

動物園3



一句できました。

春稽古 動物園の 難しさ
ライオン舐めりゃ 喉毛絡まし

何度やってもライオンの歩きが
ゴリラになってしまうのです。

もともと攻撃的ではないほうなので
ゴリラかライオンかといわれれば
自分は明らかに
果物いっぱいのジャングルで
ゴロゴロしているゴリラです。
 芸はやはり人柄がでちゃうのかなあ。

youtubeでライオンの歩き方を
見てみましたが、
「進行方向と反対の肩を落とす」
というのとは
どうも違うようです。
なぜって、
ライオンには肩がないんですから。

ドカーンとでかい顔の下は
すぐに太い脚です。
それも足首のない足です。

それが、ゴールデンレトリーバーの子犬のように
大きすぎる体をもてあましているかのように
実にゆったり柔らかく歩きます。

とてもマネ出来るものではありません。
じつに難しい。

ただ、歩くリズムは
エイトビートで、
最初のドンドンで肉球を後ろに向けて、
次のパンでサッと前に出し、
一拍休んで、次の一歩に入っていました。
とてもいいテンポです。

ライオンはジャズかロックかというなら、
ロックですね。
馬のジャズなリズムと比べると
とてもおもしろいですね。

うーん
肉球を後ろに向けるのがコツかなあ。

どれどれ、
もう一回やってみよおっと。


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