落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2010年11月2日火曜日

落語と建築

家は屋根や壁と言ったモノで
作られている。
それは雨風から守るモノ。
他の多くの機能を考えなくても、
屋根や壁だけで、
家と言える。
つまり家とは
外界から離れた空間を作る

一方で、
家は
「大地から立ち上がる」
モノである。
それは、

以前、カマクラを作ったことあったけど、これはすごい!!!

世界遺産のアメリカ最古の集落、タオス・プエブロ

写真のように、
大地という自然に抱かれるように
在ることで、
家はヒトと自然とを繋いでいる。
つまり、
外界と接する空間を作る

落語が建築に近いと思うのは
この両方の点である。

「外界から離れた空間を作る」
「外界と接する空間を作る」

「外界」を「常識」に置き換えてみよう。
すなわち、
「常識から離れた空間を作る」
「常識と接する空間を作る」
となる。

これが落語が作る空間の在りようだと思う。
では
それは、

というのは
明日に。

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