2010年11月3日水曜日
落語の喜び
映画「遭難フリーター」の
岩淵弘樹さんは
「仕事をした後に残るモノ、
それが生き甲斐かな」と言う。
ハッとした。
「仕事をした」を
閉じた状態と考えると、
「生き甲斐」はそこから開いてくる
ものなのかも。
この岩淵さんの言葉の
「残る」を
「生まれてくる」に
置き換えてみると、
「後に生まれてくるモノ、
それが生き甲斐」
たしかに、
治療の後に残る
なにかしら
フワッと温かいものは、
患者さんを送り出して、
静かに息を吐くときに感じるモノ。
そして、
落語を話した後にも、
同じように
フワッと温かいものが。
それが岩淵さんの言葉を借りて、
「生き甲斐」だとすれば、
なるほど、
だから、
毎日毎日、
稽古をしても、
楽しいのかな。
高校時代は陸上部だった、
大学ではボート部のかたわら、
オリエンテーリング同好会を作って、
野山を駆けた。
その中で思った。
走る楽しみは、
走った後にしみじみと
湧いてくるモノのようだと。
だから、
落語の喜びは
もしかすると、
落語の後にあるのかも。
と思いつつ、
おやすみなさい。
ごめんなさい、
昨日の続きは
また明日にね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿