落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2012年1月5日木曜日

ふみゅ

お腹がいっぱいになると、眠くなった。今日は雲一つない空、窓越しの暖かさは木枯らしとは無縁の別世界だ。

ちょうどお腹あたりに陽が当たるように横になる。お天道様は気持ちいい。思わず笑みがこぼれる。ところが、ぼーっとしていると、じっとしていないお天道様は、すっかりいい気持ちになってる顔を、いいかげんに起きろとばかりに照らし出した。「はいはい」と起きた。

ふと、お天道様の光を落語の言葉に置き換えてみた。そう、落語では目の前を過ぎていく言葉が心地よくても、時として、言葉の塊が自分に向かってくるような時には、「ん」と思って気持ちが離れる事がある。  

落語はお客さんと一体になって作り上げるモノだが、それが為にと言葉をぶっつけちゃいけないのは、落語の言葉はお天道様の光のようなモノだからな訳か。

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