落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2012年1月12日木曜日

来し方行く末


「バンジージャンプでロープ切れ、ワニの居る川へ転落」、バンジージャンプはいまだ未体験。

ただ、落ちた経験はある。もうずいぶん前になるが、パラグライダーをしていた頃、場所は「白馬」、眼下に放牧されているの牛が消しゴムくらいの大きさに見える高さで飛んでいた。

山の斜面に近づいたときだった、強い上昇気流に煽られて、キャノピーと呼ばれるパラシュートの部分がメクレあがって二つ折になってしまった。

本来はそうなる前に、ブレイクコードをバンバンバンと叩くように引いて、戻すのだが、そのときはまだかけだしで、何もできなかった。機体は旋回し始め、竹とんぼのように、加速しながら落ちていった。正直、ああ、終わりかな、と思った。

よく、そんな時は走馬灯のように今までのことが頭に浮かぶというが、別に何にも浮かばなかった。いわゆる「真っ白」だ。ただただ、近づいてくる地面を見つめていた。でも、その地面を見て、「これきっと助かっちゃうな」と思ったりしていた。

それは、幸いにも、上昇気流が強く発生するくらいの斜面、だからその斜面は、激しく急角度だった。落ちるというより、擦り寄って行って、滑る感じで斜面に触れ、ズルズル落ちて、最後には転がって止まった。

さらには、前日までの雨で湿った泥にも助けられた。

体も機体も泥だらけになったが、このニュースの動画で女の子の肩の傷程度ですんだ。

気を取り直して、その後も何も無かったかのように、日没まで飛びまくった。



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