脚が痺れます。
落語は正座でするものですから、
なんとかしたいです。
そこで、調べてみました。
以下に代表的な
二つの方法を引用します。
まずは方法1、
『足首で円を作って、
その中にお尻を納めるように座ると
足に負担がかからず楽なようです。
重心が後ろになるので背筋も伸びます。
さらに、指先をなるべく
座布団の端に寄せておくと
圧迫されず、
左右の親指を重ね合わせて
時々上下を入れ替えると
血流が滞らないそうです。
また、膝をぴったり付けずに
こぶし1個分離したほうが
しびれにくくなるそうです。
それでも時間が経つと
どうしてもしびれてきてしまいます。
そこで、しびれそうになったら
片方の足に重心を移し、
もう片方を休ませてやると
しびれがとれるので、
これを交互に行います。
まず、左足に重心を移します。
このときの右足、
自由に動かせるほど
負担がかかっていません。
時折、交互にやって
しびれを防止します。
でも、痺れてしまいました。
そんなときは立つ間際に、
さりげなくしびれを とります。
立ち上がる前に
座布団の外につま先を立て、
かかとの上に腰を落として
重心をかけていると、
早くしびれがとれます。
これならさりげなく出来ます。
また、立ってすぐに前進すると
転倒しやすいので、
立ち上がったらまず後ろに下がり、
それから歩き出します。』
続いて、方法2
『膝から下を平行に揃えて
かかとの上に乗るように座ります。
このとき、膝を揃えてかかと側を
少し開くようにし、
その間におしりを入れると
安定しますが、足は痺れます。
そこで、かかとはほとんど開かずに、
おしりの下部(足の付け根)に
かかとが突き刺さる感じで、
そのまま、体重を前にかけて、
膝立ちをするようにします。
膝、かかと、太股がくっついたまま、
膝立ちができたら成功です。
正座をするときには逆に、
膝立ちのまままっすぐに
おしりを下ろすようにして座る、
ということです。
膝、かかとが開いていて、
体重がうしろにかかっていると、
上手く膝立ちができません。
逆に、膝で立つと
上記のような姿勢になることが
わかると思います。
膝、かかとが開いていると、
膝立ちするときに、
前面のふとももの筋肉に
負担がかかります。
足を揃えていると
ラクに膝立ちができます。
膝で立っていると、
足が痺れることはありません。
つまり、最初に書いたような
膝で立ち上がろうとする
ぎりぎりの瞬間の姿勢で
体重を前にかけていると、
床に接している足に体重がかからず、
足も痺れないのです。
「正座空気イス」のような状態です。
足の甲、膝の裏に力をいれて
体を浮かせると、
お尻の下に紙でも板でも入ります。
そういう状態です。
ただし、常に浮き上がっていると
疲れますので、
体重は前にかけたまま
お尻はかかとに軽く乗せます。
座ると重心はうしろに下がりますので、
体重を前にかけている気持ちでいると、
背筋が伸びて重心を体の中心で
キープすることができます。
足が痺れてきたな、と思ったら、
この「正座空気イス」状態を利用して、
少し腰を浮かせ、
足の痺れをとってから
座りなおすこともできます。
親指を立てて、低い膝立ち状態にすると
足の痺れが取れます。
両足一度にすると体が浮きすぎて
立ち上がろうとしているのが
バレますので、片足ずつ行います。
コツは、膝をそろえる、
膝から下のすねの部分を平行にして
隙間を作らないことです。
何時間正座しても平気な
お寺のご住職に教わりました。
でも、最終的には慣れだそうです。』
以上纏めてみました。
座布団を上手に使って、
方法2を練習してみようと思います。
「おしりを動かさない」ためには
なんといっても正座の練習ですよね。
「オシャレはガマンですっ」って
ピーコさんが力説していましたが、
落語の「品の良さ」もガマンでした。
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