落語草 (千一亭志ん諒 落語ブログ)

2010年10月21日木曜日

エディット・ピアフ~愛の賛歌~


明日の「めくり」と
先日の落語会のDVDの製作で
コチコチやっていた横で、
なにげに
またまたまた見始めてしまった
「エディット・ピアフ~愛の賛歌~」
・・・
ああ、またラストの「水に流して」に
グッと来てしまった。

映画が終わった後、
しばらく無音が続く、

どんな人でも
きっと、
その長い無音の間に
立ち止まって
ふり返る
だろう

落語の終わりも
きっと
おじぎの後の無音のなかに
価値が出てきてこそ、
なのではないか。

そして、
「お後がよろしいようで」
の「お後」になんて
行きたくないと、
ずっと
そこに立ち止まっていたいと、
そんな
思いに包まれる一席。
できるだろうか。

この映画は
いわば
「止まれ」の道路標識のような映画だ。

でも
止まってばかりはいられない、
さあ、
また道を渡るぞ

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