せせらぎ
あまだれ
さざなみ
交響曲の第二楽章
強弱の少ない音は
ダレる
気持ちよく
眠くなる
客の顔が
モヤってきたら
話はダレてる
そんな時は
驚く場面で
精一杯高い声を出そう
これは
特効薬
用量・1高座に1回
何度も使える手ではない
特効薬は対症療法
これでは
いつまで経っても
治らない
病因は何かを探ろう
根本治療ができれば
薬はいらない
ダレない話
そんな落語を追求したい
ーーー
「落語は寝たっていいんです。だってマクラがあるんですから。」なんて聴きますが、よくないと思います。それは寝ることでは楽しんだ実感が持てないからです。意識で楽しんでもらって落語といえるのではないかと。強く言えばお客が寝てたらそれは落語では無く子守唄じゃないかと、、、心底反省しています。